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今日の新聞記事より。
改めて読み返してみて初めて知ったことがたくさんありました。
1997年の7月から連載開始したとのことで、そういえば学生時代(1996~2000年)に「ONE PIECE」読んだな~とは思ってました。
いつの間にやらもう20年以上になるんですね。。
ホントすごいことだと思いました。
・尾田さんの作品としては初連載作品。
それが「ONE PIECE」。これもすごいことですよね。
「ONE PIECE」以外の連載はない、つまり「ONE PIECE」を描くために生まれてきたと言っても過言では無いとも言えますよね。
・1975年1月1日生まれ、熊本出身
自分が1978年1月生まれなので、自分と3つしか違わない。
1997年、自分は大学2年生。つまり、その当時大卒当たりの年代。
高校在学中に新人賞の「手塚賞」準入選とのことだったので、連載までは4~6年くらいの修業期間?
ともあれ、1997年からひたすら毎週の締め切りに追われながら今に至っているというのは本当にスゴイ。。
自分だったら毎週毎週締め切りに追われながら同じことを繰り返すということはたぶんできないと思います。。
・単行本は現在89巻。全世界の発行部数は4億4000万分以上。
想像できない数字です。1冊あたり400円換算しても1600億プラス160億??
売上で言ったら単行本だけではないでしょうからね。
とてつもない数字だと思います。
おそらく、いま43歳なら今すぐに連載終了しても使いきれないくらいのお金が残るでしょうね。。
ここまで来るともはやお金の話しはどうでも良くなっているのでしょうが。。
・2015年には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にも認定
掘り起こせばもっといろんな記録が生まれるでしょう。。
インタビュー中には様々お答えされていますが、私が感銘を受けた部分は。。
(ここからは2018/7/21付読売新聞抜粋)
—-物語が息長く続く理由は?
A)キャラクターが勝手に動くから。
仲間集め一つとっても、真剣に人間に向き合ってみると(中略)物語に説得力が無いと、仲間にはならない。
最初は10人の仲間を1年半で集めようと思っていました。
20年以上かかって物語の80%くらいまで来ましたが、仲間はまだ9人です。
—-ルフィは、尾田さんにとってどんな存在?
A)僕の理想の子供。子供はこうあってほしいという願いそのものです。
—-子供の頃、尾田さんの夢は?
A)4歳ぐらいからずっと漫画家になりたかった。
びっくりしたのは(中略)両親が、僕が漫画家になる夢を応援してくれたこと。
—-子供たちに、自分の夢を実現するために、何を伝えたいですか。
A)僕は漫画にメッセージを込めない主義です。ルフィたちを見て感じることがあったら、受け止めてほしい。
100人いたら100通りの受け止め方でいいんです。
以上、新聞からの抜粋でした。
ここで「ONE PIECE」という世界観だけで思うところは、物語は今すでに80%くらいのところにいるんだな~というところ、いよいよ完結に向けて進んでいるのは楽しみでもあり、寂しくもありますね。。
また、「ONE PIECE」という世界観から離れたうえで、改めて思うことは、「応援してくれる人がいた」「自分のメッセージは人それぞれ感じたままで良い」という部分に集約されているような気がします。
つまり、ブログを作る上でもまた、何かを作り出すクリエーターなどでも同じことが言えるんじゃないかな?ということ。
応援してくれる人が必要だし、必要以上人にこびる必要はないんじゃないかな?ということ。。
自分の作りたい物を作ってそれを人がどう思うか?
もちろん最初は誰しも必要なことかもしれないけれど、ある一定以上の段階に行くことができれば、本当に自分の作りたい物を作っていっていいような気がしています。
もちろん、ルフィが最初からずっと言い続けているセリフ
「オレは海賊王になる!」
だけみても、誰に気兼ねせず思っていることを一貫して言い続ける姿は、それ自体が強烈なメッセージを与えていると私は思いますが(笑)。。
人にこびないその姿勢に周りがどう思うか?
人の目を気にしていたらこのセリフは出てこないと思います。
逆を言えば、このセリフに共感できる人が多いということは、それだけ普段の生活で自分の思っていることを外に吐き出せずにモンモンとしている人が多いということにもなると思います。
個人的にも「ONE PIECE」がどこまで続くのか?どういう風に物語が進んでいくのか?はとても期待しています。
コミックも60巻くらいまでは毎回発売と同時に購入してました。今は。。。(汗)
ともかく、大学卒業した後のどん底時代。
この「ONE PIECE」が終わるまでは生きてもいいかな?と思った作品です。
(参照:鬼束ちひろの「月光」を毎晩聞いて涙を流していたどん底時代)
終わってほしくない気持ちと、どう終わるんだろうという期待と入り混じった気持ちですね(笑)
さすがに、今終了しても自分から人生終わろうとは思わないですが、あのどん底時代に自分に勇気をくれた作品であることに変わりはありません。それくらいのパワーを持っている作品ですし、仮に連載が終了しても「ONE PIECE」という作品は後世に語り継がれる作品になることは間違いないと思います。
尾田さんの声をまじかに目にすることが無かったのと、久しぶりに「ONE PIECE」という世界観に触れて、改めてもう一度「ONE PIECE」を1巻から読み返してみたいなと思いました(笑)
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